◆奈良人形・一刀彫 

【奈良人形・一刀彫について】
保延二年(800余年前)天下秦平五穀豊穣祈願のため、春日若宮のおん祭りの始業に際し、風流として配した人形が一刀彫の起源とも伝えられ、
古代より奈良の特産として各地で知られ室町初期以来宮中へのへの調進も度々あり、桃山時代には既に奈良人形と称して愛用せられていました。
古代より奈良人形は春日有職と称する桧物師によって彫刻し、絵所にて彩色せられていて、
画角を表した素朴な刀法と盛り上げる岩絵具の彩色は古都を象徴したものと云われています。

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